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2007年12月29日 (土)

旅行第一日目:モン・サンミッシェル(フランス)

世界遺産:旅の第一日目はここ、フランス・大西洋に面するモン・サンミッシェル

✏あ、あれだ。

モンサンミッシェルがある辺りは思いっきりの低地。今でこそ高速がだいぶ近くまで発達していますが、僕が最初に行ったころ('93)は、かなり遠くから一般道路を走る必要があり、1車線の道路を、時々目の前に立ちふさがる巨大トレーラーを、恐る恐る追い越しながら、5~6時間ぐらい走ります。モン・サンミッシェルの楽しみ方、その1。それは、遠くから延々と続く平地を走りながら、「地平線にプチッと見えてくるちっちゃなモン・サンミッシェルをいつ見つけられるか」競争。写真にUpしました。そう、こんな感じです。

本当に点のように見え始めた教会が、曲がり角まがったりしながら、一般道を走ると確実にそれが大きくなり、最後に目の前に立ちはだかる感じがとても楽しいです。6時間も走ってきた後だけに、たどり着いた時の達成感もまたひとしおです。パリからの日帰りバスも出ていますが(ミューとか、JTB、パリパノラマとか)相当朝早く出発し、夜8時ぐらいに戻ってくるツアーですので、丸々1日使うつもりで行ってくださいね。

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⇒地平線のかなたプチッっと見えてきた。こんな感じ

✏入る前に、ちょっと薀蓄

フランスは、国民の圧倒的多数がカトリックのお国柄で、キリストの奇跡にまつわる土地がいっぱいありますが、僕の知っている代表的な場所が、このモン・サンミッシェルとルルドです。僕の知り合いが、「フランスには江ノ島が2つある」と言っていましたが、その2つというのが、このモン・サンミッシェルとルルドなのです。「何でかなぁ」と思っていってみると、納得。共通点はキリスト教に纏わる土地だということもあるのでしょうが、もっと単純な理由でした。

まず、ルルド。ルルドは、フランスでは南西のピレネー山脈の近くにあるちっちゃな町ですが、そこにはこんな言われがあるそうです。土地の娘の夢にキリストが現れて、「この地に井戸を掘りなさい」とお告げを受け、そこに井戸を掘ったら本当に綺麗な水が湧き出したきたそうで、「湧き出てきた水を飲むと病が治る」とかで多くの病人が何十台も団体バスで駆けつけてきていて、ここはとても観光気分ではいけませんでした。ところで、その駐車場から井戸に行くまでが、これが「江ノ島」。狭い一本道の両側500Mぐらいがすべてみやげ物やで、延々と土産物屋になっていて、この感じが江ノ島そっくりなのです。この狭い土産物屋間の道を夥しい数の観光客がおしあいへし合いしながら歩いている感じがまさに江ノ島そのものでした。

そしてルルドでは、すべての店で同じものを売ってます。「世界不思議発見」風に行くと、ここでQuestionです。「ルルドの全てのみやげ物やで売っているものとは何でしょう?」・・・・正解はマリヤ様水筒。この水筒に、ルルドの水を詰めてかえって飲むのでしょう。10Cmぐらいから40Cmぐらいまで、様々な大きさの、様々な色の、でも同じ

形の微笑むマリア様の水筒が延々の500M ならんでいる姿は圧巻です。

✏登ります。

さてモン・サンミッシェル。ここも、後にSt.Michealとなるあるカトリックの司教様(聖オベール)が、これもお告げで、「この離れ小島に修道院を作れ」と言われ、9世紀に着手し、膨大な時間と費用をかけてこのサン・ミッシェル教会を作ったとのこと。この言い伝えが国中に広まり多くの人が参拝に訪れ、そこで大きな悲劇が。このあたりは低地で、この島は満ち潮の時には離れ小島、引き潮の時には道ができるというなんとも神秘的な場所で、この神秘性が人々の心を引いたのでしょうが、問題はこの引き潮。当時は今ほど砂がなく、もう少し潮の満ち引きが激しかったそうで、この引き潮に飲まれて、多くの信者さんが海に飲み込まれてなくなったそうです。僕も、駐車場に車を停めたとき、車が混んでいたので、かなり駐車場のはずれの方にとめてとぼとぼ歩いてきたのですが、駐車場の端にあるプレートを何気なく読むと「このあたりは○時から満ち潮時に水に埋まります」っと書いてあり、慌てて車を動かそうとした思い出があります。そばの人にきいたら、「今は砂が堆積しているから、ここは全然大丈夫。。」ということで安心したのですが、「だったら、こんな人騒がせなプレートはずしておけばいいじゃんか」と思いましたが、そこはフランス、このあたりは結構いい加減かも?024_24a_2

✏またも江ノ島

で、中に入るとそこは「まさに江ノ島」。狭い門を入ると一番高いところにある教会までは狭い、ほとんど一本道。入り口に近いところがレストラン、中腹にホテルが2件あるのですが、後は全部土産物屋です。ルルドと違って、売っているものはバラバラですが、道(幅34Mぐらいの狭い道の両側は、びっしり土産物屋で、この感じはまさに江ノ島そのもの。

地球の歩き方にも書いてありますが、ここの名物は、「巨大オムレツ」。卵1個を混ぜに混ぜ、空気を取り込んで作る巨大オムレツ。最初にここに来たときに家族が注文しましたが、味はともかく、量がとんでもないもので、運ばれてきた瞬間、「もうご馳走様」っていうぐらいの量です。さすがフランス、やることが半端無い。

✏修道院に到着

さて、狭い道を登ってゆくと頂上に到着。

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頂上名物が、教会とその回廊。教会そのものはどこでもそうですが、特に、有名なステンドグラスか、絵画がない限りはどこでもあまり変わりません。ここの売りは「回廊」。細-い柱に支えられた回廊とそこから見られる景観が圧巻です。写真をUpしましたので、見てみてください。

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目の前に広がる大地は、この場所がいかに延々と続く低地に囲まれていたかがよくわかると思います。そんな低地に悠然のその姿を浮かび上がらせるこの修道院、これは相当感動的です。フランスにゆくなら中日1日をここに当てて、日帰り観光が楽しいでしょう。この島の中のホテルもこぎれいでいいです。遅くまで町でフラフラできるのも楽しいし、一泊旅行も悪くないですが、2日いたらたぶん飽きると思いますので、悪しからず。

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コメント

良いですね~モンサンミッシェル。景観が何とも言えません。
この調子で真っ白になるまでアップ頑張って下さい。楽しみにしています~^^

ご連絡ありがとうございます。はい、燃えカスなんて残らないぐらい、全力投球します。フランス人ねたは書いているうちに、またドンドンネタが浮かんできたので、年末年始にかけてラッシュします。

むー。私はモン・サン・ミシェルは行ったことがありませんが、写真やTVで見れば、これはもう江ノ島そのもの。日本人なら誰でもそう思うのでしょうね。

サザエの壷焼きなぞは売っているのですか。

因みにフランスと日本のそっくり名所と言えば、パリのモンマルトルの丘の下の土産屋の辺りと、浅草の仲見世。門前町同士似ていませんか。

ようこそSKIPさん。久しぶりの訪問者でうれしいです。Bienvenue

・モンサンミッシェルはオムレツに始まりオムレツに終わる・・・という訳で、サザエはありません。残念ながら・・・

そういえば、公園とか観光地とか、日本だったら絶対、フランクフルトかイカの丸焼きとか売っていそうな場所でも、何にも売ってないケース多いですね、フランスでは。

・モンマルトルの丘の下の土産屋は確かに仲見世ですね。そういえば、モンマルトルの丘に高々10M ぐらいの高さの丘を登るケーブルカーがあったの覚えていますか?あの下あたりまでずっとみやげ物や続いてますよね。

仲見世といえば、やっぱりモンサンミッシェルです。道の両側がびーーーーしり土産物屋です。凄んごい
です。

なんだか懐かしくなってきてしまった。そういえば、先週テレビでやっていた「のだめカンタービレ」では
エッフェル塔の川向かいのトロカデロを、のだめチャンが歩いているシーンは、なんか懐かしすぎて思わず目を伏せてしまいました。

これから世界遺産ネタに関係するパリネタも披露してゆきますね。乞うご期待!!


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