無料ブログはココログ
2017年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        

« 旅行第十日目:ガウディの奇跡 | トップページ | 番外編II:珠玉のレストランI (Jamin) »

2008年2月10日 (日)

休息:フランス人 Oui ou Non (No.5)

今回はOui au nonではなく、僕のみたフランス人一般事情をお伝えします。

目と口で戦う国民か? 

                            

先回車の話題を提供しましたが、パリで暮らしていると車の話題には事欠きません。そこからフランス人らしさが透けて見えるから面白いです。

ある時、あれは確か、車の定期点検の帰りだったから、シャトレー(劇場が固まって建てられている街、真ん中に噴水があり、確か小さなスフィンクスの口から水が吹き出ている噴水が面白い)あたりの道を走っていた時のことです。状況から想像するに、どうもバイクと車が接触したか、ニアミスだったか、なんかそんな状況のようで、バイクを降りたアンちゃんと、車から降りたおっちゃんが激しく言い合っています。

                                                

それ程広い道ではなく、横をすり抜けられるスペースもないので、後ろは車が渋滞。僕の車もその渋滞の中にすっぽりとはまってしまっていました。それ程急いでいたわけでもなかったので、いわば「高みの見物」と洒落込んでいました。ちょっと脱線しますが、フランス人の合理性、それは理由が分からない事にはすぐ怒るが、理由がわかるとじっと耐えるところです。例えば、信号が青に変わって、1秒でも発進が遅れると、「理由がない遅れなので」1秒でもクラクションを鳴らされる事が多いですが、縦列駐車で渋滞している時は、縦列駐車という明確な理由があるので、じーとクラクションも鳴らさず、みな良い子で待ちます。今回の喧嘩も、怖いからか、「ニアミス」という「理由が明確だから」かはわかりませんが、みんなジ―と喧嘩が終わるのを待っていました。

✎殴り合い勃発?

                        

車のおっちゃんは、車のドアを開けたままで、車から降り、車とドアの間の位置で車から降りて、アンちゃんと1mもない距離で、ドア越しにガンを飛ばしあいながら、言い合いをしています。1分ぐらい言い合いが続いたでしょうか。何か言い放った(遠くにいたので、聞こえませんでしたが)アンちゃんが、両手で勢いよく車のドアをど~んと閉めたのです。間にいたおっちゃんは当然のことながら、ドアと車の間のサンドイッチとなり、ギャって感じになりました。

「まずい。これは殴り合いになる」と思っていたのですが、 おっちゃん、挟まったままそれでも言いたいことを言い続けると、車に乗ってブーンと帰ってしまいました。アンちゃんもそのまま何事もなかったかのように、消えてしまいました。どうも地元の人に聞いてみると、こういう展開であまり殴りあいになることはなく、目と口で喧嘩するだけだそうです。つまり、言いたいことを言えば、それで気が済んでしまう。極めて便利な感性を持った国民のように見えます。

✎そういえば、思い当たる・・              

  

そういえばフランス人の部下に仕事を頼むと、「出来ない。だって、今俺は、これをやっていて、これも忙しいし、その後これだってあるし。。。」と自分がいかに忙しいかを滔々と語ります。(でも、そのくせ、5時になると帰るし・・・)最初は、説得するのに相当なエネルギーがかかりましたが、だんだんと、そうか「言うだけ言えば満足するのか」と分かってきました。だから仕事の指示をする時は、相手がいかに忙しいかを滔々と説く間、話をさえぎらずに、大げさに頷きながら、最後まで聞いてやり、「そうか、そんなに働いているのか。それはすまないなぁ。で、すまないついでに、これも頼むよ」って感じで頼むと両手を上に上げて、オーラーラーとか言いながら、結局はその仕事を引き受けてくれるのでした。そう、言いたい事を言えば、納得する・・・

      

「駅の切符売り場で、レストランで、Cafeで、ガソリンスタンドで」ありとあらゆる場所で、みんなが言いたいことを言い、いい終わると先に話が進む、いわばそういう儀式を意識しないでやっているのが、フランス人、いやパリ人なのかもしれませんね。そして、次第にフランス人のマダムの眉間には、皺が刻み込まれてゆくのでしょう。

表向きは従順で、Yes Sir!とか言いながら、5時過ぎのパブで「あの日本人の上司に、こんなつまらない仕事おしつけられたよ。ばっかじゃねーの。」と同僚とくだをまいているイギリス人の部下(居酒屋に於ける日本のサラリーマンに酷似)、その場ではいろいろいうので、こちらも相当エネルギーを使うが、一度納得するとわりとすんなり仕事するフランス人の部下。。。どっちがいいのでしょう?どっちもどっち??

お腹に溜めておく事を潔しとしない、いやできない国民、僕は「(感情を心の中で押し殺せない)ババ抜きが出来ない国民」と呼んでいますが。。彼らがババ抜きやったら、Jokerのカード引いたやつは顔真っ赤になってすぐバレちゃんじゃないかと思います。

無論、そうでない良い人も一杯知っていますし、全員が全員ではありませんので、悪しからず。あくまでも、一般印象論ですので。フランス人とお付き合いする時は、先ずはオーバーアクションで相手の言うことを聞いてあげてください。きっとそれが幸せなパリ生活を呼ぶでしょう(^^)

次回は、リスエストにお答えして、番外編第2弾、パリのミシュラン3☆紹介をいたします。乞うご期待。

« 旅行第十日目:ガウディの奇跡 | トップページ | 番外編II:珠玉のレストランI (Jamin) »

エッセイ(国民性)」カテゴリの記事

コメント

しゃべりまくるフランス人、ああ思い出すわ・・・

観光バスの運転手、モンサンミシェルまでずうううううううっとしゃべってた、唇をブルルルルッとやりながら。(笑

ミシュラン楽しみ!!!

わー、ポンタさん。いつも有難うございます。

そうですね。なんかフランス人で、ジュブジュブ、ジュブジュブ言ってませんか?

ジュブって、Je veux(I want)の事なんですけど、僕がパリ言ったころ、言葉わからなかったから、フランス人がジュブジュブジュブジュブ言ってる気がしてなりませんでした。

モンサンミッシェルいかれたんですね。
如何でしたでしょうか?
地平線のかなたにプチッってモン・サンミッシェルが現れた時、感動されませんでしたか? 僕は胸がドキドキしたのを覚えています(^^)

ミシュラン、今原稿を書いているところです。気合入れて書きますね!!

お楽しみに。

>地平線のかなたにプチッってモン・サンミッシェルが現れた


はい、私もあれが一番感動しました!!!

手前2キロくらいのところの建物で流れ作業でオムレツを食べさせられて「わーーー、団体旅行だー」と喜んだ後で、いつの間にやら島に着いてて「ん????」
と思ったりしました。
スト中で教会には入れなかったですが、それも楽しい思い出です。

え、教会にもストがあるんですか?
僕もフランス勤務中に何度かストでひどい目に会いましたが....


あるときは、お芝居を見に行ったらストで追い返されたし、出張で空港にいけば、ストで10時間待たされました。

ホント、お気楽な国ですよね。(^^)

とまれ、お疲れでした。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/510455/10385520

この記事へのトラックバック一覧です: 休息:フランス人 Oui ou Non (No.5):

« 旅行第十日目:ガウディの奇跡 | トップページ | 番外編II:珠玉のレストランI (Jamin) »