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2008年2月 4日 (月)

旅行第十日目:ガウディの奇跡

✎ついに10回目

このブログもついに10話目になりました。いつも定期的に訪ねてきてくれている皆様、ありがとうございます。10回目を記念して、今回は久しぶりにちょっと大物、あの「ガウディの建造物群」をご紹介させていただきます。ちっと長い文章になりますが、お付き合いください。

青春のリグレット

旅を重ねていると、「しまったなぁ、あの時、もうちょっと・・・」というような思い出って出来ませんか? 例えば、「あの時もっと天気がよければ」、とか「あんなに風が強くなければ」というような自然現象ではなく、「自分がもっと工夫していれば」、という類いの後悔です。僕の場合、バルセロナの旅行で、今でも残念な思い出があります。それが今日のテーマ、スペインの世界遺産「アントニオ・ガウディの建造物」を見たときの事です。いや、別に人から見れば本当にどうでもいいことなんですが。ガウディについては、今更説明するまでもないと思いますが、あのえもいわれる独特の形状の建造物を数多く建造した天才です。僕が最も尊敬する建築家です。それだけに、どうでもいい事が「凄くリグレット」だったわけですが、これが主題ではないので、最後に少し触れます。

✎それはガウディ

僕がガウディの建造物に最初に触れたのは、まだ自分が海外と何の接点もなかった若い

頃、あれは、ジャッキ・チェンの映画「スパルタンX、ん、プロジェクトA??」(忘れました)です。その映画の中で美しい女優さんと、あの世界的に有名なサグラダ・ファミリア教会で遭遇するシーンがあったのです(サグラダ・ファミリア教会の中腹に佇む、スラッとした美女、その長いブロンドの髪が風に揺れる、それをみたジャッキーチェンが一目惚れしてしまう。という話です)。唯、僕はその女優さんの美しさよりも、そのサグラダ・ファミリアの造形の美しさに魅了された記憶があります。その時、何故か「いつか、この建物を訪れてみたい」と漠然とですが、心に決めました。

✎時は流れ・・・

それから何年経ったか、会社の自己申告で「ニューヨーク勤務希望」という希望が大きく外れて何故かパリ勤務となり、そのパリ勤務が軌道に乗ってきた頃、このバルセロナ行きの夢が実現しました。それまでもいろいろな所に観光に行きましたが、単体の建造物を訪ねるのにこんなにワクワクするような期待もって訪問したのは初めてでした。まるで地面から這い出て来たようなこの建物。こんな強烈なインパクトをもって迎えてくれた建物は前例がありませんでした。見上げるとこんな感じです。

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よく見ると一つ一つは繊細な彫刻なのですが、それを総合すると、まるで生命体のような形状になります。

✎登ってみると

狭い塔を登りました。なんとなくとうもろこしを連想させるこの塔、先頭はとても細く、階段も極度に狭いものになります。まぁ、落っこちる事はないように出来ているのですが、窓(といってもガラスなし)から下を見下ろすと、目の前にもう剥き出しになった頂上部分の飾りつけの彫刻が見え、「ここから落っこちたら」と一応は考えちゃうほど華奢なつくりになっています。「こんな夥しい数の観光客が訪れる事など想定していないだろうから、強度とか大丈夫か??」とつい考えてしまうような建物でした。でも登っているとき、「あのジャッキーチェンの映画のシーンの撮影はたしかこの辺りかな?ついに本当にこの場所に来たなぁ」といつにない感慨に浸ったのを覚えています。

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✎それはそうと。。。

僕が登ったのは、それが許されている塔の1本ですが、全部で12本の塔があります。ところがガウディの原画では、塔は全部で18本建つことになっていて、何と何とあと完成迄には何百年かかるそうです。「曾孫の代でようやく完成??何で?」「現在の技術を持ってすれば数年でしょ?」と思うでしょうが、それは技術の問題ではないのです。説明によると国は特定の宗派の建造物に肩入れできないので、教会に寄せられた寄付だけで建造が続けられているため、この財政上の問題でこんな気の遠くなる時間がかかるそうです。こういうところが欧州の楽しさ、不思議さですよね。

✎「だから、何がリグレットなんだよぅ?」

まだ覚えてくれている方、お答えします。もう一度、2つ目の写真を見てください。これは、この塔のある側面からとった写真です。これはこれでとっても気にいっています。ただ、僕はこの反対側から写真を撮りたかったのです。でも、出来なかったんです。と、いうのも確か、池かなんかがあって離れた場所からの撮影が出来ず、結局、至近距離からの見上げるようなアングルの写真(最初に掲載したもの)だけしかとれませんした。ところが、数ヵ月後、友達のパリバ銀行に勤めていた人が偶然にも、サグラダ・ファミリアを訪ねたときの写真を見せてくれたのですが、何と反対側のまさに僕の取りたかった写真をとっているではありませんか!その事を聞いてみると、「あぁ、これ池の反対側に回ってとったんだ。」と。「そうだ、池の反対側に回り込めばよかったんだ。急ぐ旅でもなかったのに、何で思いつかなかったんだぁ、ぐぁぁぁぁぁ・・・」・・・これが僕の青春のリグレットです。もう一回行けばいい事ですが、帰ってきちゃうと簡単にゆける場所じゃないしね・・・

✎おまけ

10回目にふさわしくない纏まりのない記事になってしまいましたね。すいません。この後は、ガウディのそれ以外の建物の写真を載せておきます。各々にたっぷり思い出があるのですが、長くなるので。ご静聴ありがとうございました。

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↑カサ・バトリョ

←カサ・ミラ

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