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2008年5月

2008年5月31日 (土)

番外編XI:珠玉のレストランX (L'Ambroisie)

番外編XI;珠玉のレストランX:L’Ambroisie

✏ミシュランの☆ドラマ

フランスに10年近く暮らしていると、おのず、ミシュランの☆の数は興味の的になります。注意してみていると、これ常に変動していて、この変動を見るのが他人事ながら楽しかったりします。で、「やっぱりね。近いうちに☆増えると思ったよ」とか「あすこが☆2個というのは変、☆1個で十分」とかしたり顔で話すのが面白かったりします。

例えば、ご存知Maximは星が下がってミシュランと喧嘩して、以来掲載を拒否。トゥール・ダルジャンが今や☆1個になった。エッフェル塔のジュールベルヌは☆が無くなったけれど、また頑張って復活。シェフからすれば死活問題ですよね。

✏常時居ること

そんな中、僕がフランスを意識してから20年近く、野球で言う「不動の4番打者」のように常に3☆を保っているのがこのアンブロアジーです。場所はパリで最も瀟洒な場所の一つボージュ広場。広場に面している3☆は珍しいのでは。このレストランがあるから広場が高貴なのか、瀟洒な広場にあるからレストランが尊く見えるのか、とにかく風景と一体化して輝いているのがこのレストランです。

✏あるがまま

この店はもう15年位前、義理の母の訪問を記念して、「清水の舞台からの落下傘部隊」でいった店ですが、人生2度目の3☆だったので、食事の写真をとるという暴挙をする度胸もなく写真なし・・・です。でも、何故がメニューは鮮明に覚えています。このお店は、「素材の味を最大限に生かす料理法」とガイドブックで読んでいったのですが、確かにそうでした。僕の食べた鱸の料理は、こてこてしたソースはなく、調理した野菜の千切りのベットの上に、鱸の切り身が乗っかっていただけの単純な料理でしたが、3☆だったから旨く感じたのか、素材が良かったから美味しかったのかは今となっては分かりませんが、とにかくあまり魚を食べない僕が今でも覚えているのですから、秀逸の味だったのでしょう。

4時間

まぁ、初めてフランスに来た親と家内が話しに盛り上がった事もあるのでしょうが、8時ごろから食事が始まり、お勘定をしたのが、なんと午前0時を回っていたから4時間も食事をしていた事になります。会社の昼食は精々20分だから、その12倍の時間をかけて食事したわけ? でも、これがフランス。そういえば、まだパリに来た頃、隣の席にいたいかにも高貴な感じの初老のオジサンのところにチーズを乗せたワゴンが運ばれてきた時、オジサンが相好を崩して、満面の笑みで揉み手をしながらチーズを選んでいるのを見たとき、「フランス人はこうやって食事の時間を楽しむのか」と変に感動したのを覚えています。

僕らも、付け出しから始まり、前菜、メイン、チーズ、デザート、さらに食後のコーヒーのお供のプチフルー(チョコレート菓子)を全部、ゆっくりと平らげたので、〆て4時間。

まさに珠玉の時間、一生の思い出の時間を味わいました。

✏一点豪華主義の薦め

パリに来て毎日コテコテのフレンチ食べていると胃が参ってしまうので、残りの日はカフェーとか、日本食屋で安く済まして、狙い済まして1日だけ高級レストランで珠玉の一時を過ごす事をお勧めします。これが一点豪華主義の薦めです。次回の口コミ情報では、格別安いフレンチをご案内しますので、それと併せ技一本で楽しむとか工夫されたらいかがでしょう?

とまれ、フランスに来たら食の世界、こだわって見る価値はあると思います。

2008年5月28日 (水)

パリに来たなら;口コミ情報No.3

シャトーホテルへの誘い

「フランス好きです。パリは何度来てもいいね。でもなぁ、もう見るところもないし。。。」

とか、「パリ大好き。でも、1週間あったらパリ以外も行ってみたい」なんていう人のための口コミ情報がこれです。そう、パリを飛び出してロアールへ。ここまでは月並み。「パリを飛び出してロアールへ。そしてシャトーホテルへ泊まろう。」がキーワードです。

でもご心配なく。ちょっと郊外にゆけば、パリの3☆レストランぐらい(115000円~2万円)でシャトーホテルにゆけるというお話です。フランスには数百というシャトーホテルがあり、Relais_Châteauという分厚い本が出回るぐらいの数のホテルがあります。今日はちょっとその一例をお見せしましょう。これは一例ですが、こんなシャトーがザックザック(ゴロゴロというべきでした)あるのが、ロアールです。ロアール恐るべしです。

Moyant de Touraine

ロアールの南に位置するこの町。ToursとかBloisとかいう大都市ではなく、その周りの小さな町。というか村。こういうところにシャトーホテルがあります。しかも廉価な。

Château de Brou

Relais_Château(タダで配っている雑誌)でお手頃なホテルを選んだのが、このホテルです。

夕刻、思いっきり大雑把な地図を頼りに地図上の印がついている場所へ。でも何も無い。森だけ。森だけなんです。「間違えたかなぁ」と途方にくれていると、森の中に一枚のたて看板。「Château de Brou:ブザーを押してください(もちろん、フランス語で)」「あ、はい」と看板に返事して、ブザーを押す。’Bonjour veuillez avencer tout droits(真っ直ぐ進んでください)’と人の声が。・・・「進んでくれっていっても、森だぜ。これ」とブツブツ言いながら、兎も角一本道を5分は走ったでしょうか?

✏あ、あった

すると遠くに見えてきました。これです。

Photo

でも、これってシャトーホテルっていうか、本当のお城では。兎も角も前進、前進。さらに23分前進して到着。全景が見えてきました。これです。ご存知とは思いますが、シャトーホテルは「シャトーぽいホテル」ではなく、「シャトーだったホテル」。つまり本物のお城です。

Photo_2

                                                                     

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Ownerに話を聞くと、「この大きなお城は部屋が11部屋しかない」そうで、たった11部屋の為に日々ホテルの運営をしているそうです。部屋はまるで王様の部屋のように広く、各々の部屋には名前がついていて形もばらばら。僕の泊まった部屋はChambre de Jean d’Arc(ジャンヌダルクの部屋)とよばれ、彼女の銅像が部屋の角に飾られていて、部屋のライトを消すと、誰かが立っているようでちょっと怖かった思い出があります。

✏この日はクリスマス

そしてなんとこの日はクリスマス・イブ。日本でイブと言えば、お洒落なホテルは若者で一杯。所が、欧州では、クリスマスは家族で祝うもの。なんとなんとこの日の宿泊者は僕ら2組と他の1カップルだけ。この広いホテルのダイニングルームに2組だけ。まるでホテルのオーナーの気分でした。

Dinnig

✏メリークリスマス

2家族での合同クリスマス会。当時子供が小さかったのですが、何と何とサンタクロースが来てくれました。うちの息子は大々興奮。「うわぁ、サンタだ」ところが息子の友達の女の子「このサンタのオジサン。さっき受け付けにいたよ」(うわ、大人)

✏臆する事なかれ

こんな感じで、異次元の空間を味わいたいなら、ファイト一発ロアールへ。シャトーホテルによっては、駅からタクシー圏内のものもありますし、お迎えが来てくれるところもあります。自分だけの旅を楽しみたいならこんな楽しみ方もあるのでは?

日本でツアー会社に聞いてもきっといいアドバイスをしてくれる筈・・です。

2008年5月19日 (月)

旅行第二十八日目:ベルギー旅行・そのII(ブラッセル)

旅行第二十八日目:ベルギー旅行:そのII(ブラッセル)

災難は続く

とんでもない高速運転を数時間、殆どサイドブレーキの上で過ごしました。夜間になって漸くブラッセルの街に着きました。が、正確に言うと目的地はブラッセルではなく、ブラッセルの郊外。JALが紹介してくれた郊外の湖畔のホテルなのです。で、ブラッセル市街からまた一旅行。所詮は郊外だし、直ぐ見つかるだろうという甘い見込みはここでも裏切られました。元々地図もとってもシンプルだったし、とっぷりを日が暮れているし、雨は降っているし、道が分からず、そこからまたうろうろ。湖が遠くに見えてきた時には、体中から力が抜けてしまいました。そして、もうヘロヘロに疲れ果てて到着。

到着しても。

「あ~~、腹減った」とたどり着いた湖畔。倒れこむようにホテルのレストランに着くと

「あ、お客さん、もう店じまいです。」と冷たい一言。「そ、そんな。何でもいいので食べさせてください。パリから来たんですぅ。」となるべく惨めったらしく懇願。確か焼いただけのステーキが出てきたのですが、空腹だったので、この単純なステーキがどれほど旨かったか。

翌日

朝目がさめ、窓をあけると目の前に広がる湖。それはそれはビューティフルな景色でした。この写真も見当たらずUp出来ないのがとても残念です。さて、色々あったけれど、気分を変えて今日はブラッセル観光。まぁ、グランパレ(Grand Palais)は説明する必要はないですよね。これです。

Photo_2

Photo_3

Photo_4

                                                                  

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そしてその直ぐそばには、「世界の3大ガッカリ」の一つ「マニュカン・ピス(小便小僧)」・・・これです。

この街の楽しみは何といってもムール貝。初めて訪問してムール・プロバンシアルを注文したとき、バケツ一杯に詰め込まれたムールが届けられたときにはその量の多さに愕然としたものですが、2回目はもうなれたもの。冷たく冷えた白ワインとムールを味わうのが楽しみでした。このレストラン街、グランパレのすぐ傍にあります。観光客にはとても効率のいいブラッセル。グランパレ-マヌカン・ピス-レストラン街が徒歩圏内。是非訪ねてムールに舌鼓を打ってくださいな。

Photo_5

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で、帰国

「色々あったけど、まぁ楽しかったね」とパリに戻ってきたのですが、実はドラマは終わっていなかったのです。

 曇りの天気に怯え、とにかく雨が降る前にとの焦りもあって、パリについてホットひと時。ところが「あ、カメラがない」そう、カメラをホテルに置いてきたらしいのです。

✏まだまだ

ホテルに電話したところ、「あ、ありますよ」「送って貰えますか?」「いえ、壊れないと保証できないのでお送りできません。取りに来てください」「いま、パリにいるんですよ」「ハイ、お願いします」・・ありえねぇ!!!!!!!!

で、数週間後、わざわざとりにいくと、「マネージャが居ないので、金庫の鍵がありません」

「何なんだよう」との押し問答の結果、「なら、壊れても一切文句は言わないから送ってください」と説得し、結局手持ち無沙汰で帰国。

結局、カメラは戻ってきた、無事で。「一体なんだったんだよう。」

はい、これで長い長い大変な旅行は終了です。ここで不運を出し切ったのか、この後は殆どイヤや思いはしませんでしたが。・・・・ご静聴有難うございました。

2008年5月17日 (土)

旅行第二十七日目:ベルギー旅行・そのI(ブルージュ)

旅行第二十七日目:ベルギー旅行・そのI(ブルージュ)

長い事旅してると・・・

長い事旅していると、色々な事がありますよね。で、僕らの場合、このベルギー旅行に、十数年間の海外生活の中の海外旅行の災いが全てこの4日間に集まったといってもいい程、色々な事が起こったのであります。それだけ、今思っても強烈な印象として残っているこの旅行、長くなりますが、まぁ聞いてくださいな。

✏それはブルージュから。

この旅はパリ在住の時に、ブルージュからブラッセルへの旅だったのですが、今日は第1章、ブルージュです。この不思議な街、もともとは北海に通じる運河の港として、また、金融・貿易の一拠点として繁栄したのですが、15世紀頃から土砂が堆積するようになり、港としての役割を果たせなくなったのですが、結果としてこれがこの街の知名度を数世紀後にグッとUpさせる事になるのですから、皮肉なものです。外界への繋がりが遮断された結果、運河だけが残り、中世の町並みも同時にこの街に閉じ込めれられることになったわけです。

町の中心はこんな感じです。

Photo_4

Photo_3

歴史を感じる独特の町並み。パリとは全く違った建物ばかりです、むしろドイツとか、オーストリアに近い感じでしょうか?

欧州は深いです。

✏運河の街

Photo

この街、この写真のように町中に運河が張り巡らされており、時々観光客を乗せた船が行き来するだけの、華やいでいながら、それでいて時間が止まっているような不思議な透明感のある街です。町の外れのほうには大きな池があるのですが、美しく茂る木々の間に水鳥が優雅に水面を滑る景色は息を呑むほど美しいです。この街は2回訪れましたが、「それ」が起こった1回目も、2回目(写真は2回目のものです)も雨でした。1回目の訪問では最初は天気もよかったのですが、さぁ、2日目の宿泊先のブラッセルに向かおうとする時、パラパラと雨が降ってきました。

✏さぁ、ブラッセルへ

「雨だ。ブルージュで何とか天気がもってよかったね。さぁ、行こう」と車に乗り込み、出発・・・と思いきや、あれ、ワイパーが動かない、しかも運転席側だけ。そうなんです。反対側だけがキーコーキーコ動くんですが、肝心な運転席のワイパーがチラッとも動かないのです。でも、この街に留まるわけもいかず・・・。「まぁ、動き出すかもしれないし、途中のサービスエリアの給油所で修理してもらおう。雨だって、止むかも」と、メチャメチャ甘い憶測で出発したのが運の尽き。まず、ワイパーはピタリと止まったまま、雨はどんどん強くなる。それでも高速でブラッセルに着かねばならないし、もう最悪。

前が見えなきゃ運転にならないので、結局、殆どサイドブレーキの上にお尻を乗せんがばかりに車の真ん中に体をずらして、動くほうのワイパーで見える視界を頼りに高速を走りました。だんだんと日が暮れてくるし、前の車の赤いブレーキランプが光ると、それがフロントガラスの上の全ての水滴に反射して運転席側のガラスが、真っ赤に光るんです。生きた心地もしないまま高速を疾走。頼りのサービスエリアも、こうなるまで知らなかったのですが、ベルギーってフランスに比べて圧倒的にサービスエリアの数が少ないんです。行けども行けども道ばかり。気持ちばかりあせるし。漸く見えてきたサービスエリア。でも時間が遅かったせいか、レジの女性しかおらず、修理できそうな人は見当たらず、挙句のはてに雨が凄いので急いでサービスエリアに走りこんだのですが、家内が思い切り足をくじくし。

結局、ブラッセルまで僕はずーとサイドブレーキの上に座りながら(というか、半分腰を浮かせながら)運転しつづけるはめになったのでありました。

ブラッセルまであと○○Kmという看板を励みに漸く街中に入ったのですが。。

・・・続きは次回に。(番組はまだまだ続きます)

番外編X_珠玉のレストランIX(Au Bon Accueil)

番外編X_珠玉のレストランIXAu Bon Accueil

秘密の・・・

ここまで結構メジャーなレストランを紹介してきましたが、まぁ☆付き高級レストランはある意味美味しくてあたりまえ。サプライズはありませんよね。で、今日はフランスに来たら訪ねてほしい「安くて美味しいレストラン」を一つご紹介します。その名はA bon AccueilAccueilとは「もてなし」の意味。まさに最高のもてなしをしてくれるレストランです。ここは、家内と僕が別々の機会に別々の人に連れて行っていただいたのですが、二人ともびっくりして帰ってきました。僕はフランス人の友人に連れて行ってもらいました。パリでは、待ち合わせでレストランに行く事は少なく、教えてもらった番地を頼りに、現地集合になります。この日も聞いた番地を頼りに、ワクワクしながら、レストランを訪ねました。

久しぶりに脱線

一寸脱線しますが、パリの住所は実に合理的に出来ていて番地さえわかっていれば、小さな地図一つで必ずたどり着けるように出来ています。日本ならば、例えば「東銀座3丁目4-5 ○○ビル4F 」とか言われても、街角の地図で3丁目を見つけても、4-5を見つけるのが容易でない場合もありますよね、僕も結構迷子になりました。しかしパリでは、住所は必ず「通りの名前+番地」という構成なので、地図のアルファベット一覧で通りの名前を捜して地図上のページを検索。後は通りの角毎に書かれている番地を頼りに大体の位置を見つけて、あとはひたすらそこを目指して歩いてゆけばたどり着く、これがパリの合理性です。因みにパリの番地はセーヌ川に近いほうが若く、遠くなるに従って大きくなっていくっていうルールをご存知でしょうか?・・・豆知識でした。

✏本題

さてさて、こうやってたどり着いたレストラン。セーヌ川すぐ傍のアルマ・マルソー駅ほど近くのこじんまりとして庶民的な感じのレストランで、テーブルも十席ぐらいしかないのですが、お店の人もとても感じがよく、本当にBon Accueilです。日本から遊びに行った友達にもこの店を勧めたのですが、とても喜んでくれました。曰く、このお店は魚料理がとても素晴らしかったそうです。あ、英語も通じるそうですよ。是非、フランス人が密かに(?)勧めるこのお店、行ってみて下さい。

Au Bon Accueil 14 rue de Monttessuy, 75007 Tel: +33 (0) 1 47 05 46 11
最寄の地下鉄駅:Alma-Marceau

2008年5月12日 (月)

パリに来たなら;口コミ情報No.2

パリに来たならNo2;口コミ情報No.2

BordeauxBourgogne・・・折角、フランスに来たら有名なワインにチャレンジしてみたいですよね。この国にはチーズの種類も無数にあるし。でも、フランス語が出来ないと、ワインもチーズも好きに選べないし。さりとてWine-Barに飛び込むのも怖いし・・・、で、結局、無難に日本食屋でラーメンたべたり・・・。そんな方に、吉報があります。あのオペラ座の直ぐにそばに日本人のWine-Barが出来たのです。場所は、オペラ通りの丁度真ん中あたり。そこにMonopolixという大きなショッピングセンターがあります。この斜め前が、Rue-St Anne(三菱東京UFJ銀行;長い名前!とか日本食屋が大量にある)通り。日本人には馴染みのある通りです。さて、このMonopolixの真裏にあるのが、この日本人のWine-Bar Vino’sです。

フランスで広く事業を展開する日本人の方が経営しているお店で、店員さんは皆日本人。

テーブルが56個、カウンター席が8席ぐらいのこじんまりした静かなお店です。店の外観が濃いい灰色で、色合いが少し暗いのと、中が見えにくいのでちょっと入りずらい感じですが、そこはちょっとした勇気。店に入れば、日本人のスタッフが温かく迎えてくれ、そして何より若くて感じの良い素敵な女性のソムリエさんが、色々とワインの説明をしてくれます。そしてワインにぴったりのチーズを選んでくれたりします。これなら、ソムリエさんに我侭言って自分の飲みたいワインを選び、好きなチーズを楽しむ事が出来ます。

お手軽なおつまみ(希望すれば本格的な料理も)もつくってくれます。僕が通っていた時には、Grand Vin(Great Win e)の日というのがあって、普通ならとても手が出ないような高いシャンパンと白・赤を一杯ずつ飲む庶民向けのセットメニュー(チーズ盛り合わせ付き)なんていうイベントをやってくれたりしていました。色々と嗜好を凝らしてくれるのも、楽しいです。

パリに来たなら、こんな日系のWine-Barにも行って見たらどうでしょう。楽しい思い出が一個付け加わるかも。

Vino’s:    Address:29 Rue D’argenteuil Paris Tel 08 99 69 06 36

2008年5月11日 (日)

旅行第二十六日目:ピサの斜塔

旅行第二十六日目:ピサの斜塔

もう一日イタリアを巡りましょう。実際に、これは同じ旅で訪れた場所です。場所はピサ。今回はご存知Wikipediaの力を借りて一寸勉強してみたいと思います。(Wekipedia

工期は、1工期1173年~1178、第2工期12721278、第3工期13601372で、工期間隔が非常に長いのが特徴である。というのも第1工期後には既に塔が傾きはじめ、第2工期でややその傾斜を修正しつつ建設が再開されたものの、その傾きはなおも止まらず、第3工期を迎えたのである。傾斜が修正できなかったため、最上階層のみ地面に対して垂直に立てられている。

✏・・・で何で傾斜してしまったかというと:(Wekipedia)

その傾斜の原因は地盤の土質が不均質であった事と考えら得ている。南側が大きく沈み込んでいるが、これは南側の土が相対的に軟らかかったため、年月を経るうちに傾き始めた

との事です。

Photo_20

人生万事塞翁が・・・で、世の中にこの程度の塔は一杯ありますが、この災いのお陰でこの塔は世の中の知られる「傾いた塔」となり、それに加えて、ガリレオがこの場所で行った実験のお陰で、世界的に有名な「建物」となったのがこの「ピサの斜塔」です。確かに頂上は地面に垂直になっていて明らかにヘンです。こんな感じで。

僕が訪れた頃は登る事ができなかったのですが、今は可能です。ここにもドラマがあったようです。

✏・・・で、何で直ったかというと:(Wekipedia)

・・その後、改修工法には世界各国の建設会社から様々な提案がなされたが、最終的に、北側の地盤を掘削するという工法が採られた。他にも、薬液を注入して地盤改良を行うなどの案もあったが、透水性の低い粘土層への注入は難しく、強引に注入すれば攪乱が起こり前述の鋭敏比の問題は避けられなかった。そして2001616日、10年間にわたる作業が終了し公開は再開された。

との事です。

✏でも、まだどんでん返しが。(Wekipedia)

現在の傾斜角は、397度で傾斜の進行は止まっているそうであるが、長らく世界中でもっとも傾斜している建物として認定されていたが、ギネスブックは15世紀に建てられたドイツにあるドイツ北西部エムデンの付近にある教会の尖塔の方が傾斜していると判定した。

2009年のギネスブックから2009年のギネスブックからはピサの斜塔に代わって掲載される予定。

・・・ということで、ここに来てピサの斜塔は、世界一の斜塔ではなくなってしまうとの事です。これは大事件。でも、この斜塔は、それでも「世界遺産」として残り続けて欲しいものです。

2008年5月 8日 (木)

旅行第二十五日目:フィレンツェ

旅行第25日目:フィレンツェ

大物

過去から2回、フランスの「地味遺産」が続きました。「そろそろ種切れ?」と思われた方もおられるでしょうが、いや、まだまだ在庫はありますです。今日は久しぶりにイタリアを訪問しましょう。場所はあの、フィレンツェ。大物登場です。さて、フィレンツェとったら、何を思い出しますか? ウフィツィ美術館。と答えられた方は中々の欧州通。そう、この美術館には、ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」等の大作が展示されています。

✎またも事件

僕らがこの美術館に来たのが金曜日でした。そして、その次の金曜日……爆破されたんです。自宅でTVを見ていたら「昨日、フレンツェのウフィツィ美術館が何者かにより爆破されました」というニュース。全壊ではなかったのですが一部が相当の損傷があったようです。怪我人も出ていました。一週間ずれていたら、と血の気が引く思いでした。欧州の闇の側面を見た気がしました。

✎あ、ドーモ

オヤジギャグですが、この街の名物はドーモ(聖堂)です。御覧ください。

Photo

このドーム型の建物が街の中心に鎮座ましましています。このドーモを中心に町がなりたっているといっても良いです。

Photo_2これが正面の映像です。緑色の扉にも、細やかな彫刻が施されています。

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向かいのジェットの鐘楼に登ると町が一望できて何とも美しいですね。御覧のように建物の装飾も手の込んだ緻密なものでした。

                                                                                                                               

                                            

                                             

                                                                     

✎フィレンツェの夕焼け

この街の郊外に「ミケランジェロの丘」という小高い丘があります。その中腹にあるレストランからの眺めが素晴らしいと聞いていたので、予め予約していってみました。もう15年位前の事なので、店の名前も忘れてしまいました。すいません。店についた頃からだんだんと太陽が傾き始め、夕焼けで街が真っ赤に燃えてゆくと、次第にドーモの輪郭が影絵のように黒々となってゆく、その景色の変遷のあまりにも美しかった事を今でも覚えています。すの変わり行く景色を楽しみながら、お肉の料理を楽しみました。イタリアは、スパゲッティが有名ですし、実際桁外れに美味しいので、ついスパゲッティばかり楽しんでいたのですが、この日は腰を据えてお肉料理を楽しんだわけです。

Photo_5 

そして最後はこの夜景です。芸術に感動し、食に感動し、そして街に、夜景に感動し、感動だらけのフィレンツェでした。

2008年5月 4日 (日)

番外編IX:珠玉のレストランVIII(Guy Savoy)

番外編IX:珠玉のレストランVIIIGuy Savoy

福の神

突然ですが、我が家はとても縁起のいい家族です。というのも、我が家が食事に行くと、ガラガラなお店が急に混んできて満席になったり、☆付レストランに行くと、割とそのすぐあとで☆の数が増えたりします。まさにフランス料理界の救世主なのでは。一説には全くの偶然とも言われていますが(^^)

因みに我が家が訪問して☆の数が上がったレストランは、アルページュ、ムーリス、そしてこのギ・サボアです。確かまだあったと思うのですが。逆に下がっちゃったのはトゥールダルジャンですが、これは誰もが認めるグレードダウンなので、僕のせいではないです。

✎で、本題

このギ・サボア。凱旋門は、登ってみると分かるのですが、多数の大通りが凱旋門を通して放射状に広がっており、これがオスマンの都市計画の象徴と言われているのですが、ギ・サボアはこの放射状の大通りを結ぶ小さな通り、凱旋門からの徒歩圏内のRue Troyon(18番地)にあります。とても落ち着いた入り口で、2☆(当時)の風格がもう溢れている感じでした。ここは、僕の友達のフランス人の誕生祝に会食をした場所なのですが、このレストランを予約したときに、その友達が文字通り「飛び上がって」喜んでいました。彼らにとっても☆付は特別なものなのですね。

✎食事開始

今回はフランス人が一緒だったので、食事もお勧めに沿って選んだので、あまり覚えておらず、且つ、フランス人と一緒なのに、観光客づら丸出しでバチバチ写真をとるのもはばかられたので写真もありません(御免なさい)。ただ、当時からギ・サボアは3☆になってもおかしくないと言われていたレストランで、雰囲気も食事も、サービスも申し分ないものでした・・・ですが!。

✎事件勃発

和やかな会食の途中、その友達が「あれっ」といって口の中から何かをとりだしたのです。

なんとそれは業務用ホッチキスの針!多分、袋かなんかを開けたときに飛び込んでしまったのでしょう。まぁ、間違えて飲み込んでしまうほどの大きさでもないので、危険は無かったのですが、まぁ大きな声を上げて騒いでも良いほどの事件!です。ところが、僕の友達は、物凄い人格者で、性格温厚な紳士ですので、大きな声を上げるでもなく、落ち着いた感じでボーイさんを呼んで、静かに「これ入ってたんだけど。」と一言。

✎流石

で、この後の対応はさすが☆付。丁重なお詫びのあと、お皿はすぐに下げられ、調理しなおした新しい食事が用意され、「ご迷惑をかけました。お待ちの間に・・・」といって無料で、結構高価(と思われる)シャンパンが全員に振舞われ、その後も、新しい食事が運ばれる度に「如何ですか?」とフルアテンド。記念のお皿とかも貰い、もう殆どVIP扱い。そして最後にフロントの責任者が出てきて、丁重なお詫びをしてくれたあと、ウインクをしながら「いやぁ、皆様がミシュランの覆面調査員でなくて良かった!」と一言。(結構本音かも)

食事が終わった後、友達が「いやー、素晴らしかったね。サービスも特別によかったよね。」「これからは☆付きにゆくときは、ホッチキスの針を持ってきたほうがいいね。ちょっとお皿に混ぜるだけで、サービス良くなるし」・・・とウインクして一言。

いやぁ、皆大人です。

✎結論

そんな珍しい事件の被害者が僕らだったこと、ミシュランの調査員でもなく、騒ぎ立てるようなたちの悪い客でもなく、整斉と対応されたので、ギ・サボアはその後、順調に3☆になった訳です。やっぱり僕らって福の神?・・・関係ないか?

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