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2008年5月31日 (土)

番外編XI:珠玉のレストランX (L'Ambroisie)

番外編XI;珠玉のレストランX:L’Ambroisie

✏ミシュランの☆ドラマ

フランスに10年近く暮らしていると、おのず、ミシュランの☆の数は興味の的になります。注意してみていると、これ常に変動していて、この変動を見るのが他人事ながら楽しかったりします。で、「やっぱりね。近いうちに☆増えると思ったよ」とか「あすこが☆2個というのは変、☆1個で十分」とかしたり顔で話すのが面白かったりします。

例えば、ご存知Maximは星が下がってミシュランと喧嘩して、以来掲載を拒否。トゥール・ダルジャンが今や☆1個になった。エッフェル塔のジュールベルヌは☆が無くなったけれど、また頑張って復活。シェフからすれば死活問題ですよね。

✏常時居ること

そんな中、僕がフランスを意識してから20年近く、野球で言う「不動の4番打者」のように常に3☆を保っているのがこのアンブロアジーです。場所はパリで最も瀟洒な場所の一つボージュ広場。広場に面している3☆は珍しいのでは。このレストランがあるから広場が高貴なのか、瀟洒な広場にあるからレストランが尊く見えるのか、とにかく風景と一体化して輝いているのがこのレストランです。

✏あるがまま

この店はもう15年位前、義理の母の訪問を記念して、「清水の舞台からの落下傘部隊」でいった店ですが、人生2度目の3☆だったので、食事の写真をとるという暴挙をする度胸もなく写真なし・・・です。でも、何故がメニューは鮮明に覚えています。このお店は、「素材の味を最大限に生かす料理法」とガイドブックで読んでいったのですが、確かにそうでした。僕の食べた鱸の料理は、こてこてしたソースはなく、調理した野菜の千切りのベットの上に、鱸の切り身が乗っかっていただけの単純な料理でしたが、3☆だったから旨く感じたのか、素材が良かったから美味しかったのかは今となっては分かりませんが、とにかくあまり魚を食べない僕が今でも覚えているのですから、秀逸の味だったのでしょう。

4時間

まぁ、初めてフランスに来た親と家内が話しに盛り上がった事もあるのでしょうが、8時ごろから食事が始まり、お勘定をしたのが、なんと午前0時を回っていたから4時間も食事をしていた事になります。会社の昼食は精々20分だから、その12倍の時間をかけて食事したわけ? でも、これがフランス。そういえば、まだパリに来た頃、隣の席にいたいかにも高貴な感じの初老のオジサンのところにチーズを乗せたワゴンが運ばれてきた時、オジサンが相好を崩して、満面の笑みで揉み手をしながらチーズを選んでいるのを見たとき、「フランス人はこうやって食事の時間を楽しむのか」と変に感動したのを覚えています。

僕らも、付け出しから始まり、前菜、メイン、チーズ、デザート、さらに食後のコーヒーのお供のプチフルー(チョコレート菓子)を全部、ゆっくりと平らげたので、〆て4時間。

まさに珠玉の時間、一生の思い出の時間を味わいました。

✏一点豪華主義の薦め

パリに来て毎日コテコテのフレンチ食べていると胃が参ってしまうので、残りの日はカフェーとか、日本食屋で安く済まして、狙い済まして1日だけ高級レストランで珠玉の一時を過ごす事をお勧めします。これが一点豪華主義の薦めです。次回の口コミ情報では、格別安いフレンチをご案内しますので、それと併せ技一本で楽しむとか工夫されたらいかがでしょう?

とまれ、フランスに来たら食の世界、こだわって見る価値はあると思います。

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