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2008年6月

2008年6月29日 (日)

番外編XII:珠玉のレストランXI:Lucas Carton

:珠玉のレストランX: Lucas Carton

番外編第XI  珠玉のレストランXLucas Carton

✏そもそも

そもそもこのブログは欧州十数年の思い出を忘れないために始めました。で、レストランなんかも紹介しました。自分の思い出が、そのまま訪問してくれる皆さんの参考になればとも思っています。ただ、今回はズレます。と、いうのもここで書かせてもらうルカ・カルトンはもう存在しないんです。というかもっと正確にいうとミシュランの☆付ルカ・カルトンは存在しないという事です。僕も帰国したあとの話なのであまり詳しい情報はないのですが、ミシュランの☆に囚われないで行きたいという事で、レストランの店質を変えたそうですので、今僕が紹介する意味でのルカ・カルトンは存在しません。これは純粋思い出話としてお読みください。(これも写真が見当たらず文章だけです。)

✏で、どこ?

場所はマドレーヌ寺院の脇、マドレーヌ寺院とは、コンコルド広場のそば、で、コンコルド広場はっていうと、シャンデリゼ通りの突き当りです。このレストランの概観は地味で3☆と聞いていなければ分からないような概観ですが、店の入り口に入ると重々しい濃い灰色のビロードのようなカーテンがあり、そのカーテンを開けるとその先には奇跡のような空間がありました。随所に施された壁の彫刻と、その彫刻に支えられた煌くようなライト。華やかな中にも何とも重厚な感じ。これは、確かに、間違いなく3☆の内装でした。

✏デギュスタシオンとは?

ここではデギュスタシオンをお願いしました。ここでいうデギュスタシオンとは、いわば「お任せメニュー」で、お任せは食事のみならず、その各食事に適するワインもお任せなのです。前菜には白、メインのお肉にはフルボディの赤、チーズには甘口のポートワインといった具合で。このワインのチョイスがソムリエさんの真骨頂なのでしょうね。

この時にセットされた白ワインが格別でした。手帳に名前を書いてきたのですが、その手帳が無くなってしまったので、今となっては名前がわかりません。それから色々探し回った結果、ピュイ・フュメがこれに近い味だということが分かりましたが・・。

食事とワインの組み合わせはこの日の食事が最高だったと思います。

今となってはもう昔話となってしまったので、記事はこれぐらいにします。でも、こうやって終わってゆく☆つきもあれば、アランデュカスのように彗星のように登場して3☆迄のぼり詰めるお店もあれば・・・。フランス料理界の「崇高な格闘技」はこうして永遠に続いてゆくのでしょうね。

2008年6月22日 (日)

パリに来たなら;口コミ情報No.4

パリに来たなら;口コミ情報 No.4

**秘密のストック通り:Rue d’Alésia**

知識不足はパクッて解消

今日の口コミ情報は嗜好を変えてショッピングのお話です。シャンデリゼ通り、モンテーニュ通りという世界にファッションを発信している通りは世界的に有名ですが、世界的に有名なブランドの一年遅れを追っかけている通りのことはあまり知られていないようです。

それがアレジア通りです。兎に角、「良い物を安く買う」という点ではこの通りは凄いです。

そう、ソルド(バーゲン)を一年中やっているイメージですね。と、お勧めしようと考えてここまで書いてみたものの、僕は、ファッションの事は良くわからないので、GoogleRue d’ Alésiaで探してみたらこんな記事がヒットしました。chezrena.exblog.jpというブログ記事です。

実に要領よく纏まっているので一部抜粋しますね。

「・・このアレジア通りはストック通りとして有名です。洋服はCacharel(キャシャレル)Sonia Rykiel(ソニア・リキエル)Sinéquanone(シネカノン)などなど、セレクトショップや子供服、下着屋さんもあります。靴屋としてはStocky's(ストッキーズ)Jonak(ヨナック)など。ほとんどのお店が昨年度コレクションを半額程度で販売しています。お店によっては今期ものも取り扱っていて、通常店より1〜2割りほど安かったりすることももちろんソルドの時期は店頭価格より更に値下げしちゃうのでチャンスです!!
今のうちにかしこくお買い物しちゃいましょう。メトロは4番線Alésia駅。
外へ出たら教会の正門を背にして手前横に走る大通りを右へ向かいましょう。
zeyerという黄色いひさしのお店を右に入っていきます)
そこがRue d'alésiaと呼ばれるアレージア通り。アウトレットショップが並んでます
みなさん良いお買い物を〜(*)

僕はブランドの良し悪しは分かりませんが、フランスにいて覚えた名前Casharel, Sonia Rykielといったブランドのファッションが確かに驚くほど安く売っています。子供服なんかも含めてブティックの店が大量に並んでいます。ソルドの季節に行ければここに来る必要はないのでしょうが、それ以外に来られるご予定の方は是非ご一考を。

で、芸能ネタ

これは僕の守備範囲(?)ですので、芸能ネタ行きます。実はこのアレジア通りをそのまま南下すると、巨大な中華街に辿り着きます。ロンドンの中華街よりも規模は小さいですが、その中には高級な中華から、廉価な中華まで玉石混交で混在しています。その中でも、飛び切り廉価な店を僕らは贔屓にしていました。名前は、えっと、えっと「タンリド」だったと思います。フランスにおおい「ChinoiseVietnamienne」(中華ベトナム料理や)です。中に入ると、いかにも安い定食屋っていう感じで、テーブルクロスは藁半紙みたいな紙で、合計額もその紙の上に計算したりします。

兎も角も安い・・で、量は多い、味は・・・普通の店です。

そこでわいわいやっていたら、な、なんとあの「観月ありさ」さんが、付き人らしき人たちと突然入ってきました。それはもう八頭身美人で、顔なんて僕の半分ぐらいしかないんじゃないかって思うほど小さくて、当時(90年頃)はまだ凄く若かったし、なんかオーラも出ていて浮きまくっていました。「な、なんでこんな店に」と思っていると一緒に食事していた人が、「あ、なんだ、○○さんじゃない、ちょっと挨拶してくるぅ」っといってその取り巻きの一人を追っかけて一緒に二階に行ってしまいました。「すぐ戻ってくるんじゃない?」とあまり気にしていなかったのですが、なんか意気投合したらしくて結局戻ってこず。・・・・後になって後悔。「何であの時一緒に付いていって、食事の輪の中に混ぜでもらわなかったんだろう。そしたら本人とお話も出来たかもしれないのに。サインだってもらえたのに。」(タダのミーハー)

だいぶ趣旨がずれましたね。ハイ、すいません。買い物楽しんでください

!!!

2008年6月16日 (月)

旅行第三十日目:ローマ

旅行第30日目:ローマ

      ***** 祝 第30回 ****

✏御礼

いつも訪問してくれている皆様、お陰様でこのブログも世界遺産の記事の掲載が30回になりました。第20回目にギリシャを掲載したときから、30回目はローマと決めていました。ところで、どうもよく分からない事があります。それは世界遺産の「単位」。例えば、サン・サバンは本当に小さな教会1個が世界遺産。Wikipediaによれば、ローマは「ローマの町が一個の世界遺産です。中にはコロッセオや、フォロ・ロマーノといったキラ星のような遺跡があるのに。なんか単位がとっても大雑把なんですけど。このあたりの事情をご存知の方、是非書き込んでくださいませ。

2度目

さて、前回は2度目のフランス滞在。1度目の滞在で訪ねられなかった場所であるブタペストとかコペンハーゲンとかに行きたかったのですが、いざ段々帰国が近づいてくると、「子供にはここ見せておきたい」とか「ここまで来たなら足を伸ばしてここは見せておきたいよね」ということで、2度目、3度目の訪問が増えました。例えば南に行けば、「そーだ、ローマの水道橋は見せたい」となるし、ミラノに行けば「ドーモは外せないよね」って言う感じで。結局、コペンハーゲンもブタペストも行けず・・・

ローマもそうです。僕らがローマに初めて行ったのは、確か91年でした。海外赴任の航空券には、欧州域内で一筆書きの条件で無料旅行券がついていたので、秋休みを使ってベニス->ローマ->ニースと旅行したのですが、今回はそれから14年を経て、帰国前ローマまで2泊3日で足を伸ばしたのでした。

コロッセオ

先ずはここ。ローマといえばここでしょう。91年訪問の時、この場所に来た事は確かなのですが、中に入ったという記憶がなく(閉鎖中だったから?ただの健忘症?・・・不明)、今回初めてこの場所に来れて満足。競技場というのは、中央は平らな広場のような場所であるべきですが、何故かコロッセオ中央部は、まるで殻の中の胡桃の実のような何ともいえない複雑な構造が見えます。

5_2

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「『ベンハーの決闘シーン』って実際にはこんな競技場で行われたんかいねぇ?」なんて話たりしました。そう、ローマ時代には、ここで、この場所できっと皇帝が見ている前で本当に競技が行われたんですよね。そう考えると、なんか不思議な気がしました。

外へ出ると、古代の騎士のような格好のオジサン達が陽気に騒いでいて、息子に「僕、一緒に写真とらない?」。古代騎士に囲まれてちっと緊張しながら記念撮影。「Grazzie」といって帰ろうと思ったら、古代の騎士のオジサンが手を差し出して「ハイ10€」。そりゃ、そうだよね。今でも我が家のアルバムにはこの写真飾ってあります。

✏フォロ・ロマーノ

ここはちょっと特別でした。いや、今までも色々な歴史的な場所を尋ねましたし、20回目でご紹介したパンテノン神殿も凄く感動しました。だけど、歴史的な場所が特定できて、まさにその場所に自分が立っているという不思議な感覚を味わったのは、あの場所が初めてでした。そう、それは、ジュリアス・シーザがブルータスら反乱分子によって殺された、そうあの「ブルータス、お前もか」というあの場所です。史実がどこまで正確かはさて置き、その元老院の門の前、その時僕の立っていたあの場所で、シーザーがこの世から消え、歴史が大きく動いた事を思ったとき、何か背筋が寒くなるような感動を覚えました。

ローマ。この街、深いです。この数十メートル四方の狭い空間、でもまるで結界でも張られているように感じるこの崇高な空間で、政治が行われ、遠くイギリス迄届くほどの一大政治圏が確立したんですよね。まさにそんな空間に、僕ら観光客がホイホイ入れて、Vサイン出しながらお気楽に記念撮影している訳で、不思議な感じが取れませんでした、あの時は。そのフォロ・ロマーノから数箇所Upしておきます。

まずは遠景。

Photo

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Photo_3

それから農耕神サトゥルヌスの神殿。当時は一番重要視された神殿だそうです。

最後はアエミリウスのバジリカ。紀元前179年築で、金融の中心の取引所として繁栄。

Photo_2

2008年6月 3日 (火)

旅行第二十九日目:ローテンブルグ

ベルギーから足を伸ばして今日はドイツ。ロマンチック街道を走りましょう。この旅行ではローテンブルグ、ビュルツブルグと数箇所訪ねたのですが、世界遺産に絞って今日はローテンブルグで途中下車します。

✏壁

欧州も長~く生活していると、川に囲まれた街、壁に囲まれた街、城壁に囲まれた街なんていうのは、そんなに珍しくなくなるのですが、ローテンブルグに来たときは、城壁に囲まれた街に初めて遭遇したしたので、扉の向こう側だけ中世が広がっているこの不可思議な世界に、ひどく感動したものでした。扉の手前は普通のありきたりの市街地。扉を超えると中世の町。タイムマシンの向こう側の世界のような古都。街には限られた扉からしか入れず、そこには本当に独特の色と形に彩られた町並みが、ひっそ旅行第二十九日目:ローテンブルグりと、そして誇らしく並んでいました。魅入られるような空気、町並み。

Photo_2

✏寒ぶ。

ドイツに出張に来ている元会社の同僚と落ち合って電車で訪ねた街なのですが、この日はクリスマス。気温も確か氷点下5℃ぐらい。とにかく寒い。Caféでコーヒーを啜って数分歩いたらもうどっかのチュウハイみたいに「氷結」状態となり、ともかく少し早いけど食事をしようということに・・・。でも、この日はそう、クリスマス。観光地とは言え、お休みが多い。それとも、時間が中途半端だから? 寒いので思考も半分停止状態で、兎も角、ドイツだからソーセージでも食べて、スープでも飲んで暖をとろう。と、目の前のお店に。何か入り口に銅像が飾ってあったけれども、見る余裕も無く暖房の効いている店内へ。メニューを見ると何か変。「ドイツ料理がないじゃん。」何か聞いたことも無いメニュー。店内を見渡すとパンテノン神殿の写真が。そう、なんと何故か広場の目抜き通りにあったギリシャ料理屋に入っちまったのです。帰りがけに見ると入り口の銅像はどうも、ギリシャ彫刻だったみたい。

✏観光開始

あとは、お決まりの観光コース。皆さんもきっと見たことがあるでしょう、この写真。場所はマルクト広場。で、写真の建物は、マイスター・トランクのからくり時計をもつ市参事会酒宴館。ここで上演される芝居は、以下のようなアダム・ヘルバーの歴史劇で、(Wikipediaより)内容は次のようなもの;「・・・この街を攻略したティリー伯は、参事会員らの罪を断じ、街を焼き払うと宣言した。参事らは困惑しながら、歓迎のワインを供した。それは3.25リットルのガラスコップに注がれていた。ティリー伯は少し穏やかな気持ちを取り直し、誰かこれを一気に飲み干す者があれば、街に危害を加えるのを中止しようと言った。老市長ヌッシュが進み出ると、一気にコップを空にして皆を驚かせた。ティリー伯は、これに感銘を受け、街に手出しするのを止めたという。という言い伝えがあるそうです。」まあ、兎も角もこの建物と町並みを御覧ください。

Photo_3

✏巡回

壁巡回体が温まると、行動開始。市外を取り囲む城壁は、その上を人が散策できるようになっていて、この壁だけを歩いて街を一周できた(確か)筈です。僕らも一周はしませんでしたが、かなりの距離を歩きました。中はこの中世の町、壁の外は自然が壁を取り囲んでいます。壁には無数の落書きが書かれていましたが、中には日本語の落書きがありましたので、家内と友人でちょっとしたゲーム感覚で「日本人の落書きを探せクイズ」をして楽しんだ思い出をいま突然思い出しました。

✏世界最高楽器

教会を訪ねてみると、そこはクリスマス。クリスマスの演奏会を上演していました。(これは本当にラッキー。)上演していたのはパイプオルガン。僕の個人的意見では、パイプオルガンは世界最高の楽器ではないかと思います。教会中に溢れかえる音・音。それは波のように、時に透明に、時に心を沸き立たせる嵐のように流れて行きます。実際にパイプオルガンを聞いたのはこれが初めてでしたが、鳥肌が立つような感動を覚えました。思わずCD買ったりなんかして。 ✏流石。この後はクリスマスといえば、ドイツのオーナメント。お店にならんだ何とも素敵なクリスマス飾りを色々眺めて、中世のクリスマスを満喫しました。 中世の町並みを心行くまで楽しめたこの街。お城の街、ビュルツブルグと共に、ロマンチック街道の一角を今も堂々と固め、歴史の重みを誇っているのが、何とも納得できる街でした。

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