旅行第三十二日目:シェーンブレン宮殿
✏旅の印象って?
よく家内とも話すのですが、旅の印象ってやつは、自分で車を運転したり、電車を乗り継いだりして目的地に辿り着くような旅行は鮮明な思い出が残るものですが、パックツアーというのは、効率よく廻れていいのですが、あまりに全てがすんなり行ってしまうので、記憶に強烈に残る印象が少なくなったりしませんか? 地図を頼りに迷いに迷いながら漸く辿り着いた場所なんていうのは、なんだかとっても「有難い」気がして、忘れがたい場所になります。
✏世界遺産の定義とは?
このオーストリア観光は確か現地ツアーに参加したんだと思います。その結果、あまりよく覚えていません。まぁ15年位前だから、仮に覚えていても忘れてしまっているかもしれませんが。確かバスにのってシェーンブレン宮殿とヴェレブデーレ宮殿を廻ったんだと思います。このシェーブレン宮殿は世界遺産。ヴェレブデーレ宮殿は遺産ではないんです。この差はどこからくるのか????? なんて考えながらこの記事を書いています。
✏ シェーンブルン宮殿とは?
シェーンブルン宮殿は、ウィーンの中心部シュテファン大聖堂 から西に直線で約5kmの位置にある。 市内からは地下鉄U4号線に乗りシェーンブルン駅下車。 庭園は東西約1.2km、南北約1kmの規模で、1779年頃から公開されている。
建物は、あらゆる部屋を合計すると1,441室あり、両翼の端から端まで180mあり、正面右側翼には宮廷劇場がある。 また、広いフランス式庭園を挟んで宮殿に向かい合う丘の上にはグロリエッテという見晴台のような建物があり、ここからは周囲が一望できる。外壁は金を塗ろうとしたところ、マリア・テレジアが財政の状況を考慮し、黄金に近い黄色にした。彼女が好んでいた色というわけではない。
とのこと。外壁に金を塗ったくっていたら、金閣寺のお化けみたいな建物が出来ていた訳で、あなおそろしやですね。マリア・テレジアは偉大なり。・・です。
その概観はこんな感じです;
✏ベルヴェデーレ宮殿
ベルヴェデーレ宮殿(ベルヴェデーレきゅうでん、独Schloss Belvedere)とは、オーストリアのウィーンにあるバロック建築の宮殿 。
もともとハプスブルク家に仕えたプリンツ・オイゲンが、当時の代表的な建築家であるヨハン・ルーカス・フォン・ヒルデブラントに、夏の離宮 として造らせたものである。1714~16年にかけて下宮(Unteres Belvedere)、1720~23年にかけて上宮(Oberes Belvedere)が建設された。
プリンツ・オイゲンの死後、1752年にハプスブルク家のマリア・テレジア に売却された。
現在はオーストリア絵画館になっており、オーストリアで2番目に大きな美術館である。
また、この宮殿の構内に作曲家ブルックナー が晩年を過ごした邸宅がある。
やっぱり世界遺産の基準は良く分かりません。遺産であろうとなかろうと、まぁ、単純に自分の感覚にまかせて感動していればいいのでしょう。
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こんにちは。
あれほどブログにコメントしてくれと頼まれていたのに書いてなくてすいません。
ウィーンのSchoenbrunn宮殿は、小生も15年前に今のカミサンと一緒に行きました。季節は秋だったかと思いますが、広ーい庭で餌をねだるリスに飛びつかれたのを覚えています。
ウィーンの町自体の大きさにフランクフルトから来た小生は、「さすが帝国の都」と感動していました。
Ende
投稿: Hunaudieres | 2008年7月24日 (木) 18時07分
Hunaudieresさん
いや~お待ちしていました。また怒涛のようなコメント・・・有難うございます。
オーストリアはHome-Groundでしたものね。
ドイツからだと、相当東欧にも旅行に行かれたのでしょうね。東欧の話とかも聞かせてくださいな。
投稿: Lai-Lai | 2008年7月24日 (木) 23時21分