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カテゴリー「グルメ・クッキング」の記事

2011年12月12日 (月)

2011年No.26:写真で綴る欧州旅行No.16(珠玉のレストラン(新着編2):幻の3☆ルカカルトン)

2011No.26:写真で綴る欧州旅行No.16(珠玉のレストラン(新着編2):幻の3☆ルカカルトン)

2番目に分りやすい・・・

場所にあるミシュラン☆レストランでしょうね。1番目は勿論ジュール・ベルヌ・・・これは言わずと知れたエッフェル塔の中のレストラン。パリ中から見えるし・・・。で2番目はこのルカカルトン。何故ならそれは彼の有名なマドレーヌ寺院の斜め前にあるから。タクシーの運ちゃんに「マドレーヌ寺院迄」と言えば連れて行ってくれるので、そこでおりてコンコルド広場よりの角を見ると御覧の「ど派手」な建物が眼に入ります。これが嘗ての3☆ルカカルトン。

✍何故幻か?

ミシュランで☆が落ちたり、剥奪された店は数知れず・・・でも、ここは「☆に縛られず自由に料理を作りたい」と自分で「や~めた」と☆を辞退してしまったレストラン。それがルカカルトンです。ヌーヴェル・キュイジーヌの鬼才といわれたアラン・サンドランスAlain Senderens,)がオーナーシェフを勤める老舗の3☆でした。いまは今秋ブラッセリーとしてうまれかわり「Senderens」ですので、もう存在しない3☆・・まさに「幻の3☆」です。

✍で、食事は

「多分」素晴らしかったのです、物凄く。いや、間違いなく美味しかったのです。ただ、ここを振り返ると頭の中によみがえるのは、「白ワイン」なんです。僕は自他共に認める赤ワイン派。でもこの時の白ワインの味は忘れられません。深みのある味わい、ボキャ貧で美味く表現出来ないのですが、「ニス」のようなアクの強い香り・・・。勿論、感動して記録してかえりましたよ。3☆ぐらいだと、「ちょっとこのワインのラベル剥がしておいてくれる?」なんて言えないので、何かに記録して後生大事に持って帰り、持って帰って大切にしまっておいて、そのあとどこかにいってしまったのだよ。で、そのワインの名前分らず・・・これも幻。その後色々なワインを味わった結果、一番近いのはpouilly fume(ピュイ・フュメ)かなぁ?

ここでは「デギュスタシオン」というコースを注文すると、メニュー(前菜、魚、お肉、チーズ・・・、デザート)の各々に一番会うワインもセットでサーブされるのです。その魚に併せて出てきた城ワインがただものではなかったのです。

ともかく、全てが幻でした。

今となっては幻のお店の写真はこれです。

Lucas_carton2

Lucas_carton1

2011年11月 6日 (日)

2011年No.23:写真で綴る欧州No.16:珠玉のレストラン(新着編1)La Tour D’Argent

2011No.23:写真で綴る欧州No.16:珠玉のレストラン(新着編1La Tour D’Argent

✍珠玉のレストランとは?

本ブログで最初の頃にご紹介したフランスレストラン集でしたが、改めて棚卸しをしたところ幾つかご紹介漏れていた店を発見!!!。それを今回からご紹介してゆきます。

La Tour d’Argent

恐らく日本では最も有名なフレンチ・レストランではないでしょうか?

嘗てはミシュランの3☆でした。僕がフランスにいた時だったか星が落ちて大騒ぎ。しかも、「日本の観光客が沢山来て品位が落ちたのが理由」と言われて日本人がプンプン。以下は僕と僕の上司の体験をちょっと披露します。

✍ロケーション

場所は、それだけで3☆がつく程の場所。セーヌ河を見下ろし間近にノートルダム寺院が見下ろせる秀逸のロケーションで、料理の味だけでなく、サービスやロケーションが評価要素になるミシュランでは高い点を貰っても当然ということでしょうか。御覧のビルの確か最上階がこのおみせです。このビルの川向にある寿司屋によく通った僕らは、滅多に行けないこのお店を羨望のまなざしで眺めながら寿司をつまんだものです。

Tour_dargent

✍親日派?

中に入ると入り口に御覧のような天皇陛下が来られたときの写真と、その「食した鴨の通番」が飾られています。Tour_dargent_2

ん?そうなのです。このお店、実は鴨料理で有名でして、食べた鴨の番号を貰える(当時は)のです。僕らも貰いましたが、番号貰っても別に嬉しくないですが・・・。

✍扱い

僕らが行くとある一角に案内されました。見るとその席の周りは日本人ばかり。まるで観光客用のコーナーがあるようであまり良い感じしませんでした。オーナーさんが客席を回って挨拶をするのが有名なのですが、その時は「僕らは観光客じゃないわい!地元住人じゃい」と分ってもらうべく必死でフランス語で会話したのが何か懐かしいです。

✍で、味

    僕らの場合:家内が前菜で頼んだのはアスパラ。で、出てきたのはアスパラ。当たり前なのですが、「アスパラだけ」なのです。茹でたアスパラが皿の真ん中に材木のように積み上げられて出てきました。ビネガーのドレッシングが確か横に添えられてはいましたが、「ミシュラン☆付きでこれはないだろう?」というのが強烈な印象で、お陰で自分が何を食べたか覚えていません。鴨料理は流石に素材がいいのか美味しかったと思います。「思います」というのはあまり印象がないからです。こちらは結構凝った料理だったような・・・。

    上司の場合:以下、上司の奥様談:「鴨料理注文したら美味しくなかったので、これは変だわ、今回だけ変だったのだろうと思って次行った時(支店長婦人なので何度でも行けるところが僕らとの違い!)同じメニューを注文したらやっぱり美味しくなかったのよねぇ。そんな店なのねぇ、ガッカリ」(あくまで個人の感想です:通販番組でよくみる注釈)

✍でも

フランス料理の顔の一つであることは間違えありません。只時代は流れ、僕らが棲んでいたころは、ジュエル・ロブションが最高シェフで、その後はアラン・デュカスが最高と称せられており、

この店が語られることは少なくなったようですが。

✍歴史は

以下のカードをお読みください。写真をクリックすると拡大されるはずです。

Tour_dargent_3

Tour_dargent2

2008年11月 2日 (日)

番外編XX:珠玉のレストランXIX(Château les Crayėres)

番外編XX:珠玉のレストラン(最終回):Châ

teau les Crayėres

✎最終回

このブログがそろそろ幕引きなのでレストラン紹介も最終回です。て言うか、より正確に言うと

これでネタ切れ。あ、いや、小さなお店も含めればまだまだあるのですが、ご紹介できるような店はこれでネタ切れということです。なので派手に終わりたいと思います。場所は、ルイ王朝の戴冠式を行った聖堂のあるランス。このランスでは一度2☆を紹介しましたが、実はランスにはもう1件、モンスターのような凄い店があるのです。名前がこのタイトルのお店。

Châ

teau

レストランだけどChâteau。つまりお城なのです。車で訪問したのですが、地図をみると簡単。

地図上では巨大な緑(公園)の隣。正確にいうとこの緑がChâteauの所有地、つまりとてつもなく広い庭がついているChâteauということです。これです。

Reims_restrant_with_garden_2

Châteauそれはお城

このホテルは本当の本物のChâteauReimsは高速鉄道がParisから走る事がきまり通勤圏内となるので、日本からでも立ち寄れる可能性がぐっと高まる訳です。是非ここにご一泊の上、この珠玉のレストランで食事をしてみてください。ここにはロンドンから車で来て一泊だけしたのですが、ここの駐車場に着いたとき、駐車している車が、スーパーカーのような高級車がズラッと並んでおり、ワーゲン等でロンドンから出向いた僕は「どこに停めればいいんじゃい」と悩んだ思い出があります。部屋もお城。広々とした部屋の真ん中にドンとすえられたベットは詰めれば5人寝られるんじゃないかと思うほど広いものでした。

✎で、レストラン

子連れで行ったので、幾分端の方にテーブルを用意された感じは否めませんでしたが、それでも庭が一望できるところで本格トラディショナルフレンチを味わいました。途中で子供が眠くなったので寝かしてきて、それから本当にゆっくり食事をしました。なので、家内は「この時のチョコレートのデザートが最高だった」と今でも語ります。

Reims_chateau_2

✎お勧め

ここはお勧めです。ランスには言わずとしれたシャンパンのメッカ。シャンパンのCaveを幾つか回ってシャンパンを楽しんだ上にここに一泊。そしてこの2☆で珠玉のレストランで珠玉の料理をお楽しみください。

2008年10月23日 (木)

番外編XIX:珠玉のレストランXVIII(Paul Bocuse)

番外編XIX:珠玉のレストランXVIIIPaul Bocuse

✎そろそろ

この人が僕のブログを見ることは120%ありませんが、もし見たら絶対怒ると思います。「どうして最初に俺を紹介しないで、よりによってロブションなんだ」と。この人とはもちろん、20世紀最高シェフとも言われる巨匠、ポール・ボキューズです。そろそろこのコーナも最後になるので、そろそろ紹介させていただきますね。

✎凄いPR精神

おそらくフランス人シェフで露出度が最も高いのは間違いなくこの人でしょう。ありとあらゆるところに写真が出ているのはいいとして、驚くのはその店。この人、パリにはいないのです。いるのはリオン。そう食の街リオンです。しかもかなり郊外。地図を頼りに車を飛ばすと、そうね20分ぐらいで見えてきます。まるで中華料理屋のような真っ赤な建物。駐車場に到着して2度びっくり。そう中華料理屋の壁に窓の絵がかかれていて、その窓の中には巨大なポール・ボキューズの微笑む姿が描かれています。歓迎してくれるのは、とっても嬉しいのですが、ここまでせんでも・・・。

驚きながら、席に通され座ると、そこにも。カトラリーを束ねている帯に小さなポールが印刷され微笑んでいるではありませんか?凄いPR精神です。知らないうちに脳波にポールが染み付いてしまいそう。

✎それは12

それは冬の旅行だったのでメニューはクリスマスメニュー。ところが頼みもしないのにメニューにない巨大なサーモン。3☆でもメニュー間違えるんだ・・と思いながら「これ注文していないんで」とサーブの方に言うと、にっこり微笑んで、「ムッシュー、それは突き出しでございます」と。こんな皿一杯の突き出しがあるかい・・と驚愕。でも確かにその後、メニュー通りの前菜が出ました。凄いサービス。さて珍しく15年位の年月を経てもメこの日のメニュー克明に覚えているので、今回は少し細かく書きますね。

✎出た~

先ず前菜:スープボールごとパイ生地で包まれて登場。中はとろとろのスープ。

1stプレート:大きなお皿を真っ二つに分け、淡い茶色のソースに魚、濃い茶色のソースにロブスターが盛り付けられてきました。どうやったらこんなに定規で区切ったように出来るのかねぇ。なんて話ながらペロリ。フランス料理はソースが命と納得せざるを得ない一品でした。

2ndプレート:出た~。これぞポール・ボキューズを世界に知らしめた鳩肉のパイ包み。ポール・ボキューズといったらパイ包みです。パイの少しさくさく系の食感を楽しみながら濃厚なお肉との調和を楽しませてもらいました。料理は「味と食感」ですね。

デザート:これは残念ながら覚えていません。すんません

✎これぞ3☆のサービス

さて食事の途中、なんと本人が各テーブルを回って挨拶を始めたではありませんが。写真と寸分違わぬ本人です。段々と僕らのテーブルに接近。いよいよ僕らのテーブルに来たとき、一瞬「こいつら言葉通じるんかい?」という表情の曇りを見せましたが、直ぐ満面の笑みでリカバリー。僕らもそれを察して、片言のフランス語で、ありとあらゆるほめ言葉の形容詞を並べて褒め称えました。

その時僕らはカメラのフィルムが尽きていた(デジカメの無い頃)ので、「写るんです」をテーブルの上においていたのですが、目敏くそれを見つけたシェフ。「一緒に写真とるかぃ?」と

聞いてくれたので、ミーハーな僕らは天にも昇る気分でお願いしました。するとサーブーの方を呼んだシェフ。「いいか、このボタンを押し続けているとこのランプが光るから、光ったらこのボタンを押すんだ」とシェフ自ら説明。手馴れたもんです。

✎出来上がり

いや、夢のような一時でした。満足に溢れまくってでパリに戻って、写真をすぐに現像して、ドキドキしながら出来上がりを見てみると、ポールのやつ、なんとちゃっかり家内の肩に手をかけているやんか?「な、なんてやっちゃ!!。」と、最後までお騒がせシェフですが、ここは本当に印象に残るお店でした。これぞまさに3☆のサービスです。

2008年10月 9日 (木)

番外編XVIII:珠玉のレストランXVII(La Pyramide)

番外編:珠玉のレストラン:La Pyramide

✎迷い

このレストランはご紹介しようか迷ったんです。というのも、日本から態々訪ねる場所でもなし・・・ご紹介しても、「あ、そ」って感じかも、と。でも、フランス国内からアクセスしてくれている方も居られるので、いつか訪問してもらえる事を信じつつ、列車はローヌ・アルプスへ。

✎ところはヴァイエンヌ

ヴァイエンヌ、と聞いて「フランス地図の上のこの辺!」と指差せるあなたは相当な通です。フランス西、スイス国境近くを流れるローヌ川沿いの町です。そこにこのレストランはあります。

2005年のミシュランでは2☆のこのレストラン、「2☆のくせにPyramideって名前はないだろう、エジプトでもないのに。」と思いつつ店に到着にするといきなり納得。店の隣にはPyramideと呼べるような尖塔が建っています。これに因んでつけた名前なのでしょうね。ここはホテル&レストラン。従って宿泊客が、それ程気合いれた正装でもない格好で座っています。窓からは中庭が見え、すごくゆったりとした感じで食事ができます。こんな感じです。

Vienns_6

これがホテルのレストランの良いところでしょうね。ボルドーのBageというワインセラー経営のレストラン、ランスのクレイェール、いずれもその広々とした庭園で見る人の心を和ませてくれます。あ、ランスのレストラン、まだご紹介していなかったですよね、では次回。

✎食事は

2☆レストランなので兎も角美味しかった・・・のは、覚えています。只、この場所は、その夜、子供が突然「お腹痛い!」っと大騒ぎ(医者呼んで、深夜に薬局叩き起こしで大騒ぎ、尤も

薬呑んだらすぐスヤスヤでしたが)したので、その印象があまりに強烈過ぎて、結局、何を食べたかの印象はありません。只、小泉元首相ではありませんが「感動した」のを覚えています。今なら「何も言えねぇ」でしょうか。

ほら、書く内容がやっぱり薄っぺらですよね、だから、迷ったんですよ、書くの。

✎おまけ

で、おまけです。こういう窮した時は写真に逃げるが一番!。この写真はViennesを超えて遠く国境の町、あの水で有名なEvianに行ったときに遠くから眺めたモンブランです。これ見ただけでも結構幸せでした。Evianはいつか改めてご紹介しますね。Alps、いや~。綺麗です。

Photo_3

2008年9月10日 (水)

番外編XVII:珠玉のレストランXVI(Drouant)

番外編XVII:珠玉のレストランXVIDrouant

✎ゴンクール賞

ゴンクール賞(Prix Goncourt)は、フランスで最も権威のある文学賞のひとつ。1903年発足。

その年でエスプリに満ちた独創的な散文による作品を書いた著者に贈られる賞。フランス作家のゴンクールの遺言により、その財産を基にして設立されたアカデミー・ゴンクールによって選定・贈呈されている。毎年アカデミー・ゴンクールの10人の会員によってパリ2区にあるミシュランの1☆レストラン「ドルーアン(Drouant)」で11月に選考・発表される。(Wikipediaより)。そう、この選定が行われるのがこのDrouantです。1☆で選定・発表されるなんて流石フランスですね。このレストランは、そんな厳かな賞が発表されるだけの重みがあるレストランでした。

✎場所

場所はオペラ・ガルニエの比較的近くにあるPlace Gaillon。広場の真ん中に噴水がある広場に面した薄緑色の上品な建物です。この建物の斜め向かいにあるレストラン Fountaine Gaillon

は、かのデパルデュ(映画「シラノ・ド・ベルジュラック」の俳優さん)の経営するレストランですが、これは参考まで。このレストランは赴任後、比較的直ぐ日本から出張できた恩人を案内したので、この時ばかりは、「地球の歩き方-グルメ編」付録の食材対訳表を頼りに料理の説明をした記憶があります。

✎気品

文学賞の選定に利用されたレストランだけあってなんか全体的に気品が漂っています。1☆のレストランで、高級感を味わいたかったら此処はお勧めです。住所も簡単。番地なくPlace Gaillon

(2)です。℡0142651516

****ところで、今週末から10日間タイのバンコックに出張にゆくので記事はお休みです。また記事を仕入れてきますね。

2008年8月24日 (日)

番外編XVI:珠玉のレストランXV;ジュールベルヌ( Jules Verne)

番外編XVI:珠玉のレストランXV;ジュールベルヌ( Jules Verne

✎ここがあった

いや、探してみるとまだまだあるもんです。ここも記事として取り上げていませんでしたね。この名前を聞いてピンとする人は文学好きかパリ好きのどちらかでしょうか。ジュールベルヌは、

「八十日間世界一周、月世界旅行」の著者。一方、パリのレストラン、絶対に迷わない場所にあるレストラン、そうエッフェル塔の中のレストランの名前でもあります。今日は、日本からパリにきたら尋ねてみたらいいなぁというレストランの一つとして、ここをご紹介しますね。

✎頑張ってます。

当然の事ながら、エッフェル塔には4本の足があります。その足のうち2本はケーブルカー、また他の1本には黄色の屋根が付いています。この黄色の屋根こそミシュラン1☆レストランだったジュールベルヌの入り口です。このケーブルカーはレストラン専用。名前を告げると乗せてくれます。ちょっとVIP気分。一番下の展望レベルに到着してドアが開くとそこは360度パリが見渡せる展望レストランです。これほどの景色を提供してくれるレストランは中々ないと思います。そして一般的に観光地のレストランというのは、「景色は良いけれど味は???。まぁ観光地だしね」というケースが多い中、ここは頑張ってます。僕の記憶が確かならば、一度ミシュランの☆が無くなって、何年か後にそれを取り戻したレストランだと思います。流石パリの顔、エッフェル塔のレストランですよね。

✎あらあら

それは僕が家内の両親を案内した時のこと、僕らは展望の素晴らしい窓側の席についたのですが(予約時に場所は指定できませんので、「窓側の席にしてくれよぅ」としつこくお願いしたり、ちょっと案内するボーイさんにチップを弾んだりとか色々やった結果)、席に向うときにちょっと気になったテーブルをつなげた10人掛けくらいの長い食卓、想像通り、日本から(と思われる)のビジネスマン(男ばっかり10人)がダークスーツで入ってきてお食事会を始めました。いや、誰がきても何を食べてもいいのですが、観光客の家族連れやアベックが少人数で会話を楽しんでいるレストランのど真ん中で、ダークスーツのアジア人のオジサン達が男10人で食事をする光景は何とも・・・不気味というか摩訶不思議というか、浮きまくった空間でした。

✎努力は報われる

ここ、予約はかなり前からする必要があるようです。僕の知り合いがパリに来たとき、ここを予約しようと思い、2日前ぐらいに電話をしたところ、呆れたような応対で、「え、明後日の夜ですか?。とっくに予約で一杯ですよ。昼なら少し空いていますが・・・」と、「おとといおいで」と言わんばかりでした。・・・1ヶ月前に予約するぐらいの「気合」が必要かもしれません。でも、その努力は報われると思いますよ。この景色(得に夜景)と料理の質の組み合わせは、最高の思い出になると思います。

✎最新ニュース(もうご存知ですか)

皆さんにURLをご紹介しようと思って「ジュールベルヌ レストラン」でググッて見たら

POTLOGという所の「アラン・デュカス エッフェル塔レストランオープン!」という記事がヒットしました。アラン・デュカス氏は現在フランス料理界の最高峰とも言われるシェフで

僕もPoincare59 でご紹介した方です。これは僕も全く知りませんでした。つまりリオープンという事です。時代は変わっていますね。でも、彼のレストランなら味は間違えないと思います。記事を抜粋しておきますね。是非、試してみてください、次回のパリ旅行で・・・ では

*****************************************

世界中でいくつものレストランを成功させているアラン・デュカス氏は、
フランスのテレビ局に対し、ジュール・ベルヌを
フランス料理のショーウィンドーにしたいと抱負を語った。

その上で、パリのホテル「プラザ・アテネ」にある旗艦店や、
モナコの「ルイ・キャーンズ」といった3つ星レストランのような
高級レストランにするつもりはないとしている。

ジュール・ベルヌのランチコースは75ユーロ(約1万2000円)、
ディナーコースは155─170ユーロ(約2万5000─2万8000円)となっている。

2008年8月 3日 (日)

番外編XV:珠玉のレストランXIV: Meurice

番外編XV: 珠玉のレストランXIV

Meurice

✎特殊

場所は分かりやすいです。絶対に迷子にならないところにあります。場所はルーブル美術館脇に広がるチュールリ公園の道路向かい。高級ホテルムーリスの1Fにあるレストランです。何処に書いてあったか覚えていないのですが、記憶では、「ホテル内のレストランはミシュランの☆が付き辛い」という言わばジンクスを乗り越えて、堂々の2☆です。あ、前にも書きましたが、ここも僕が訪ねて直ぐ1☆から2☆に上がった店なんです。偶然なんですけどね。なんか、嬉しくって。良いことしたみたいで。

✎景観

恐る恐る中に入ってびっくり。ご存知のようにパリのホテルの1Fは天井が非常に高く、この1Fにあるホテルも当然のことながら高い天井、広い空間。そこに数の限られた洗練されたテーブル、そしてそれを取り巻く多数のサービススタッフ。僕の記憶が確かならば、その高い天井には、華やかなデコレーションが施され、ここでの食事はさながら宮殿の晩餐会。この雰囲気だけでもミシュランの☆付きの価値があります。因みに、ミシュランは、食事だけでなく、サービス、雰囲気など総合的な評価で☆をつけます。食事の品質だけでの評価を知りたいならば、ゴーミオのほうがいいです。20ポイントが満点で、食事の品質だけで評価され、ミシュランの3☆のレストランの評価にもかなり幅があります。因みに当時20点に近い最高評価を受けていたのは、ロブションの店Jeminでした。遠き記憶ですが・・・

✎浮遊

この店、ロンドン時代の知り合いがパリに出張したとき僕に連絡を取ってきたのですが、この出張は上司と一緒なので、ちょっと高級感ある店に連れて行ってくれ言われて、清水の舞台でここに来ました。(ちゃんと割り勘でした。ハイ)。そんな訳で、高級晩餐会にアジア親爺3名。

明らかに「浮いて(浮遊)」いました。かなり気を遣って、その上司さんにメニューの説明したり、料理に合うワインとかを、それはそれはを一生懸命選んだりしていたので(報われない奉仕活動)、自分が何を食べたかなぞは全く覚えておりません。だた、この店、「雰囲気だけでなく、味も確かに☆付きですね。」と3名で話をしたのを覚えていますから、それだけ感激があったのでしょうね。

その後、暫くして☆が2つになった訳で、僕らの評価も伊達じゃないと喜んだ訳です。

✎おまけ

この店のすぐ傍に先日ご紹介したアンジェリーナがあります。ここのモンブランは巨大で且つ偉く甘いです。この店にはいつも長い行列が出来ています。

2008年7月21日 (月)

番外編XIV:珠玉のレストランXIII: Le Grand Véfour

番外編XIV Le Grand Véfour (ル・グランド・ヴェフール

)

✎忘れてた

☆付レストランを中心に十二軒レストランをお伝えして来たわけですが、流石にもうネタ切れ?と思っていたのですが、前回の記事でオペラ座近辺を紹介してきていて、とんでもない大物をまだUpしていなかった事に気がつきました。その名はLe Grand Véfour。堂々とした3☆です。

✎場所

オペラ通りの脇、駅で言えばPalais Royal-Musée de Louvre。久しぶりに地球の歩き方を参照してみました。「創業当時の雰囲気が残る店内は、歴史的建造物に指摘されている。一時期、星を失ったことがあるが、ギ・マルタンの腕で3☆を取り戻した」そうです。この話は僕も知りませんでした。www.relaischateaux.com/vefour -

見てみてください。

只、この建物が歴史的建造物になる程の建物であることは納得できます。この建物は、Palais-Royalの一角に位置するこの建物。Palais-Royalとは、「あのルイ13世の宰相リシュリーが自分の館として建て、その後、ルイ13世に贈られ、時代が流れ、ルイ14世の弟オルレアン公の住まいとなった」との事で、この地に多くの思想家も住み、フランス革命はここから生まれたとの事です。

✎きっかけ

この世には「運のいい人」っていますよね。ここは、そんな「運のいい人」と一緒に訪れました。当時、1996年、この頃は、日本に帰国していたのですが、実は僕の会社が他社と合併する事になり、その関係の仕事でパリに長期出張していた頃でした。ご他聞にもれず、合併時のシステム統合は相当難易度高く、その関係で中々旨く行かず、ロンドンに出張していた当時の上司が非常事態という事で、パリに出張で来ることになり、態々来てくれるし、ゴマすりを兼ねてと予約したのがこの店でした。ところがこの上司が到着した日に、問題が全て解決し、その上司は「来てもやることがない」状態となり、結局この方は、パリ出張で、日中は只の陣中見舞いで終わってしまい、夜3☆レストランで珠玉の食事を堪能するだけして帰ったというわけで、本当に運のいい人です。

✎堪能

まぁ、上司と一緒でもあり、仕事の話で花が咲いて、この日は何を食したかは覚えていませんが、覚えているのは、この店、流石老舗、この店に訪ねて食事をした歴代の著名人の名前のプレートが各席に貼り付けられている事です。残念ながら僕の席に貼られているプレートは誰のものか分かりませんでしたが、こういう著名人のプレートがとても似合うほど、店の中も重厚な、さすが3☆というお店です。LunchSetがあってこれはそんなに高くなかったように記憶しているので、パリに来られる方は、このレストランのLunchを予約して、ここで食事をし、Palais-Royalを散歩し、ルーブルで絵画を堪能するなんていうのも良いのではないでしょうか?

✎余談

因みに日本人オアシス通りの先般の記事でご紹介した来々軒の2件先にある、「料理天国 遊」

という日本食屋には、なんとあの「ミッテラン大統領シート」があり、金色のプレートがあります。あの時、お店の方が興奮気味に語っていたことには、「突然予約が入り、当日は黒装束の大量のSPに囲まれて本物の(当たり前)ミッテラン大統領が孫娘と一緒に来訪して、食事を楽しんで帰ったそうです。あまりに緊張して、ふと気がついた時には、写真を撮ることも、色紙にサインを貰う事も忘れていたそうで、それでせめてもと「金色のプレート」を後日作成して貼り付けがあったそうです。この店の道路向かいには、札幌ラーメン2がありますが、ここには世界的指揮者小澤 征爾氏が、普通にラーメンを食べて「ラーメンはパリだよね」っと語っていたそうです。主題とは関係ない余談です。

2008年7月10日 (木)

番外編XIII:珠玉のレストランXII: Chez Pauline

番外編XIII:珠玉のレストラン

XII: Chez Pauline

狭い裏道に

オペラ近辺に来られた事のあるあなた、ちょっと目をつぶってあのあたりの光景を思い浮かべてください。正面には、そうオペラガルニエの威風堂々としたオペラ座。振り返ると突き当りは

Hotel du Louvreの瀟洒な建物。 そして日本人ならお世話になるサンタンヌ通り。この通りには嘗ての東京銀行(名前は変わりに変わっていまや三菱東京UFJ銀行;長い!センスない!)が入り口にあり、通り沿いには無数の日本食屋が軒をつらねる、そう日本人のオアシス通りです。

オペラ通りを背にして、銀行の前を通り過ぎると、そう、角に「札幌ラーメン2」その向かいがCaféがある四つ角があります。更に真っ直ぐいくと、これも派遣の日本人や、ツアー観光客なら多分一度はお世話になった事がある「レストラン・ひぐま」が見えてきます。(ここはねぎラーメンはお奨め)さて、このひぐま手前の狭い道をオペラ通りを背にして右に曲がると、ちょっと裏ぶれた感じの狭い通りに入ります。この通り中央の右手にひっそりと店を開いているのが、かつての1☆、Chez Pauline(シェ・ポレーン)です。

✎肉

まぁ、パリ赴任直後で、本格フレンチを知らなかった事を考えると、だいぶ差し引いて考えなければならないでしょうが、ここで食べたビーフは僕の人生のベスト3にはいると今でも思っている程、僕には鮮烈な思い出をくれた店です。あの時は、僕の勤める会社の人事部長巡回があり、

ちょっとしたしがらみで、店の支店長さん、副支店長さんと、人事部長と僕(まだ平課長)の4人でこの店で食事をしたことがあったのです。いつも剛毅に踏ん反り返っている次長さんが妙に取締役人事部長にペコペコしているのを見て、その滑稽さに「この人もサラリーマンなんだなぁ」とお腹の中で笑いながら食したビーフステーキ。まるで豆腐でも切るように、ナイフが「スー」と通り、おいしそうな肉汁がサーとお皿にしたたる感じで、その食感と味付けの良さに、思わず接待を忘れて一人「食の世界を数十秒旅した」思い出があります。そう、当時はここはミシュランの☆1でした。流石、ミシュランの☆つきと感動したものです。

✎その後

その後、何年か経って、新しく買ったその年の最新版ミシュランを何気なく覗いて見ると、この店が☆付きリストからは消えていました。「味が落ちたんだろうか?」「オーナーさんでも変わったのかなぁ」と妙に気になり出張者の接待に何度かこの店を使ってみました。お店の肩の力が抜けたのか、それとも僕が高級レストランを見てきたからか、あまり気取らない店になっている印象を持ちましたが、それでも、味は落ちていないので、出張者から大そう喜ばれました。このぐらいの所で、あまり気を遣わずに、周りの評判とかミシュランの☆を頼りにしないで、自分の舌一つで味覚を楽しみ、自分なりの評価をしてみる・・・・なんていうのも楽しいかもしれませんね。

✎そのお店はここ

Chez Pauline

  • 住所: 5,rue Villédo, Paris 75001, France

  • 電話:  01 42 96 20 70

  • ファックス:  01 49 27 99 89

そういえばその時の人事部長さん、その後、某商社の社長さんになられた偉い方なので、「食の世界の一人旅」なんてしてないで、僕ももう少し、スリスリっとスリよって置けばよかったと思ったりしますが、これぞ「あとの祭り」。いいです。僕は、食事も人生も自然体で行きます。

それにしてもあのビーフステーキ・・旨かったなぁ。

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